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【レビュー】 自宅のスマート家電のセキュリティ状態が一目でわかる 「SECURIE(セキュリエ) powered by Bitdefender」

2019.3.15

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スマート家電のセキュリティって?

スマートホーム時代の到来で、今やスマートフォンやパソコンだけでなく、テレビやエアコン、カメラ、スピーカーなどスマート家電と呼ばれる様々な機器がインターネットに繋がり、私たちの生活はより便利になろうとしています。映画やテレビでみたような、スマートキッチンが自動で朝ごはんを作ってくれるのもまったくの夢ではありません。

しかし一方で、インターネットに繋がった機器はウイルス感染や乗っ取りなどのサイバー攻撃に晒されることになります。

スマート家電を狙ったサイバー攻撃が既に起こっています

・ペットカメラのようなウェブカメラが乗っ取られ、自宅の様子が撮影・配信される
・スマートスピーカーが乗っ取られ、見知らぬ人から話しかけられる
・スマート家電の電源を勝手に切られる、データを抜かれる  etc...

これらは日本を含む世界のさまざまな国で実際に起こりうる脅威です。もしも自分の身にそんなことがあったら、本当に怖いですよね。

今回はパソコンやスマートフォンに限らず、インターネットに繋がる全ての機器を守る『SECURIE(セキュリエ) powered by Bitdefender』を実際に筆者の自宅で接続した様子をご紹介します。

SECURIE powered by Bitdefenderとは?

かつては、インターネットはPCや携帯電話のみが繋がっているものであり、それぞれの端末にセキュリティソフトをいれておけば安全でした。しかし、生活家電や子供のおもちゃまでがインターネットに繋がり始めた現在では、従来の対策では外部からのサイバー攻撃には対処できず、脅威に晒されてしまう恐れがあります。それぞれの機器ごとに対策をしていくのは労力もコストもかかりますし、全ての機器にセキュリティソフトが用意されているわけではありません。

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SECURIE powered by Bitdefenderは、スマート家電と同じご家庭のネットワークに接続するだけでインターネットに繋がるデバイスを台数無制限でサイバー攻撃から守ります。
あらゆる機器がインターネットに繋がっていく中で、家庭やオフィスのネットワークを守る重要な手段となるでしょう。

SECURIE(セキュリエ) powered by Bitdefenderは、

・ホームネットワークを守りルーター機能も持つハードウェア 「Bitdefender BOX 2」
・アンチウイルスソフト 「Bitdefender Total Security」
・SECURIEサポートサービス

で構成されているサービスです。


SECURIE (セキュリエ)のより詳細な製品仕様はこちら

セットアップは10分!Bitdefender BOXを設置する


ハードウェア・外観レビュー

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箱を開けると、中には本体と電源プラグ、LANケーブルが入っています。

本体の大きさは500mlのペットボトルより少し小さいくらいです。スマートスピーカーのような見た目をしています。


おおまかな接続の流れ

https://securie.jp/setup/

①BBSSオンライン・Bitdefenderへ会員登録
②スマートフォンにBitdefender Centralアプリをダウンロード
③アプリにしたがって本体をセットアップ、ネットワークの保護設定

本記事は会員登録・アプリダウンロードの部分を割愛(※)し、③の手順をご紹介します。
※Bitdefender BOX2のセキュリティ機能を有効化するには、①②の手順が必須となります。

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図2.png

アプリの表示にしたがってBitdefender BOX2をネットワークに繋ぐセットアップをしていきます。

電源を繋ぐと、本体正面のランプが白く回転しながら点灯します。このあと、ISPモデムと接続することになるので、モデムのそばに接続するのが良いです。

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アプリから『Wi-Fiに接続してください』というメッセージが出たら、一度アプリからWi-Fi設定画面へ移動します。(画像はiPhoneによる設定画面です)
Wi-Fi一覧の中から『Bitdefender BOX』を選択し、本体の裏側に記載されているパスワードを入力します。

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次に、付属のLANケーブルを使ってBitdefender BOX とISPモデムを接続します。

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アプリ画面に『ネットワークを保護する準備が出来ました』と表示されれば、本体の設置は完了です。

シンプルな設定:ホームネットワーク保護

続けて、ネットワークの保護設定を行ないます。
環境に合わせて数通りの接続方法があるのですが、一番簡単に設定できるのが「新しくBitdefender BOXを独立したルーターにする」という方法で、今回はそちらで設定を行ないます。
※Wi-Fiネットワーク名(SSID)はBitdefender BOXのものに変える必要があります。

図5.png

「新しくネットワークを作成」を選択し、新しいWi-Fiネットワーク名とパスワードを設定します。
設定が完了したら、自宅でインターネット接続をしているデバイスのWi-Fi設定を上記のもの(スクリーンショット内では"test-network")に変更します。

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自宅にあるデバイスのWi-Fi接続先を変更すると、そのデバイスが保護されるようになり、アプリ上にも表示されるようになります。

接続されたデバイスはアプリで管理

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Bitdefender BOXとデバイスを接続すると、アプリ内でデバイス上の動きを感知し、自動で安全かどうかの診断が随時行なわれます。筆者の自宅にはゲーム機器が多いのですが、電源を切るとこちらも連動していつまでオンライン状態にあったかが記録されているようです。接続しているデバイスが攻撃に晒された場合も、ブロックすると同時にログで通知します。

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そして...自宅のTVに脆弱性が発見されました。その数 47 件!これは驚きです。

Bitdefender BOX2は脆弱性があるデバイスに対して警告し、ファームウェアアップデートなどの対策を勧めるだけでなく、デバイスの通常の動きを把握し、普段と違う通信をした場合や悪意のある攻撃を特定してブロックをします。

※脆弱性(ぜいじゃくせい)とは、コンピュータのOSやソフトウェアにおいて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因となって発生した情報セキュリティ上の欠陥のことを言います。脆弱性は、セキュリティホールとも呼ばれます。脆弱性が残された状態でコンピュータを利用していると、不正アクセスに利用されたり、ウイルスに感染したりする危険性があります。 引用:総務省「国民のための情報セキュリティサイト」より

攻撃をブロックするだけじゃない?こんな機能も...

サイバー攻撃からデバイスを守る以外にも、SECURIE(セキュリエ) powered by Bitdefenderは下記のような機能も備えています。

偽サイトをブロック。フィルタリング機能
安全でないURLまたは悪意のあるURLをすべてブロックし、フィッシング詐欺やオンライン詐欺から保護します。

アドバンスト・ペアレンタル・コントロール
お子様の年齢別に見せたくないコンテンツに閲覧制限をかけたり(コンテンツフィルタリング)、端末別にインターネットアクセスに時間制限を設けることができます。

特にこんな方におすすめ

1.多くのネット接続機器をご自身・ご家族が利用している方
SECURIE powered by Bitdefenderで保護できるデバイスの台数は無制限です。
セキュリティ対策を1台で全てのデバイスに行うことができるため、多くのデバイスを使っている方こそ、メリットを感じやすい製品になります。

2.お子様がタブレットやスマホを持っている方
安全でないフィッシングサイトをブロックする機能や、インターネットへアクセスする時間を制限したり、コンテンツフィルタ機能も使用できるため、タブレットやスマホを使うお子様を悪質なサイトや使いすぎから守ることが出来ます。ご家族が多いほどデバイスも増えるので、常にアプリで使用デバイスの管理ができると言う点でも安心感があります。

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いかがでしょうか。

文章にすると少々難しそうなのですが、実際の接続は思っていたよりもずっと簡単で、「こんなにすぐに自宅のデバイスが守られるのか...」と驚きました。もしも設定でつまずいた場合でも、365日提供している無償サポートを利用することができるので安心です。
また、セキュリティ対策がしたくてもできないスマート家電などの機器を守ってくれるというのも嬉しいポイントです。これからの時代、こういったオールインワンのセキュリティ商品が、各家庭に1台必要になるのではないでしょうか。

以上、SECURIE(セキュリエ) powered by Bitdefenderのレビュー記事でした。

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