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経済産業省の住宅設備連携の機能安全に関する国際標準化プロジェクトにおいて、SECURIE(セキュリエ)はどのような貢献ができたのか

2019.3.25

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経済産業省は、2016年にIoTを活用し快適な住環境を提供できるスマートホーム時代の到来に向けて、「IoT社会実現に向けた住宅設備連携における機能安全に関する国際標準化」というテーマのもとに、国立開発研究法人産業技術総合研究所(産総研)とミサワホーム総合研究所へ委託し3年間のプロジェクトを開始しました。

ミサワホーム総合研究所は委託を受け、機能安全に関する国際標準規格の策定に向け、モデルハウスに最終的には66機にのぼるIoT機器を設置し実証実験を行いました。2018年度はプロジェクト最終年度となることから、今年2月28日、このプロジェクトに関するプレス向け発表会が開催されました。BBソフトサービスも実証実験の協力企業として参加し、プレス向けにサイバーセキュリティ動向や"SECURIE(セキュリエ)"の製品説明を行いました。

今回は、ミサワホーム総合研究所が開催したプレス向け発表会のレポートをご紹介します。


Connceted50@渋谷プロジェクトにより見えてきたスマートホームの課題


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ミサワホーム総合研究所は、機能安全の国際標準規格策定を目的として、2016年に渋谷展示場のモデルハウスに50を超えるさまざまなIoT機器を設置、それぞれを連携させ何が起きるのか実証実験とユースケースの抽出を行うConnceted50@渋谷プロジェクトを開始いたしました。当初は各機器を単独で動作させていましたが、2018年からは機器を追加し34組の機器連携させたケースにおける実証実験を行いました。実証実験を通して浮彫になったスマートホームにおけるさまざまな課題とは、
1)ネットワーク品質、
2)IoT機器の脆弱性対応や不正侵入などに対応するネットワークセキュリティ、
3)電源コンセント周りの美観という3つでした。

3つの課題のなかで「ネットワークセキュリティ」については、渋谷展示場のモデルハウスに来場された一般の方々から、「Webカメラで家の中が盗撮されないですか?」、「AIスピーカーに会話を盗聴されませんか?」などの声が寄せられたため、ミサワホーム総合研究所はセキュリティ対応の必要性を感じたといいます。

しかし、50機を超えるすべてのIoT機器に対策ソフトをいれるのは困難です。そこでミサワホーム総合研究所は、ネット機器の窓口機器であるルーターで防ぐことができれば、効率的にセキュリティを確保できるのではないかとの仮説を立て、さまざまなネットワークセキュリティ製品を調査した結果、簡単にIoT機器のセキュリティを確保できる"SECURIE"を検証に使用しました。IoTを活用したスマートホームは便利だけど怖そうという疑念を払拭するためにも"SECURIE"は貢献したといいます。

room.JPGミサワホーム総合研究所が実際に"SECURIE"を使ってみた感想としては、「どれだけの脅威がブロックされているかが見える化できて安心」、「今、家の中にどれだけのIoT機器がつながっているのかが見える化できて運用しやすい」ということをあげていました。

脆弱性のある機器がつながった瞬間にリスクを知らせてくれることも評価している点であるといいます。今回のプレス向け発表会では、作為的に脆弱性を未対応状態に戻したIoT機器を"SECURIE"の脆弱性レポート機能により発見させるデモンストレーションが行われました。スマートフォンから管理画面であるCentral画面をプロジェクターに投影し概要を説明、即座に危険を知らせるデモにプレスも注目していました。

今回のConnceted50@渋谷プロジェクトでは、最終的に66機のIoT機器が"SECURIE"のネットワーク監視下に置かれ安全に運用されました。


弊社セキュリティエバンジェリスト山本がサイバーセキュリティの最新動向を講演

発表会のセッションの後半では、サイバーセキュリティのエバンジェリストとして各社で講演している弊社の山本和輝も登壇し、サイバーセキュリティの最新動向についてプレス向けにプレゼンテーションを行いました。情報通信研究機構(NICT)などのデータを使用して実際に多くの脅威が迫っていることを説明するとともに、IoT機器が持つリスクやIoT機器を乗っ取り大きな被害を与えた事案など、無防備なIoT機器を守るためには、セキュリティルーターが門番となる必要性をプレスへ説明いたしました。

後日、メディア各社に掲載された記事では、セキュリティルーターの効果やネットワークセキュリティについての重要性が書かれており、サイバーセキュリティについての啓蒙が少しでも進んだことはセキュリティエバンジェリストとしては嬉しく感じたと山本は述べています。

山本がプレゼンテーションで使用したスライドショーはこちらでご覧いただけます。
SECURIE_MISAWA発表会資料_20190228.pdf