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ALSOKが一般家庭向けサイバーセキュリティ事業のパートナーとして「SECURIE」を選んだ理由

2019.10.30

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コーポレートブランド「ALSOK」でおなじみの綜合警備保障株式会社(以下、ALSOK)は2019年8月、BBソフトサービスと提携して一般家庭向けにサイバーセキュリティサービス「SECURIE」の提供を開始しました。一般家庭向けのホームセキュリティサービスや、法人向けの各種警備サービスではすっかりおなじみの同社が、今なぜサイバーセキュリティ事業に力を入れており、またそのためになぜSECURIEを採用したのでしょうか。同社において情報セキュリティ関連の商品・サービス開発を担当する、ALSOK 開発企画部 情報セキュリティサービス推進室 室長 佐藤将史氏に話をうかがいました。

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警備会社が守る対象も「リアル」から「デジタル」へと拡張

佐藤氏によれば、今回ALSOKが一般家庭向けのサイバーセキュリティ事業に乗り出したのは、同社の事業戦略から見ると「ごく自然な流れ」だったと言います。

「現在、日本国内における一般犯罪件数は急速に減少していますが、その一方でサイバー犯罪の件数は急増しています。それに伴い、家庭内で守るべき重要資産や、それらを守るための手段も、リアルからデジタルへと広がりをみせています。弊社はこれまで、ホームセキュリティサービスを通じて一般家庭のお客さまに、主にリアルな環境における安全・安心を提供してきましたが、お客さまの重要資産をお守りするというミッションを追求するために、お客様の利用が一般化したデジタル環境においても安全・安心を提供するサイバーセキュリティ対策を手掛けるのは自然な成り行きだったと言えます」

デジタル機器が私たちの生活の隅々まで行き渡っている今日、企業のみならず一般家庭においても数多くのデジタル機器が導入され、その多くはインターネットに接続されています。インターネットの活用は私たちの生活を豊かにしてくれる一方で、サイバー犯罪のリスクとも隣り合わせになりました。そのため企業は、自社の重要資産をサイバー犯罪から守るため、セキュリティやネットワークの専門家によるさまざまな対策を取り入れています。

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ALSOK 開発企画部 情報セキュリティサービス推進室 室長佐藤将史氏



一方、一般家庭においてもPCやスマートフォン、タブレット端末などがサイバー犯罪のターゲットになるリスクは常に存在しており、最近ではプリンターやゲーム機、Webカメラなど「え? こんなものがインターネットにつながっていたの?」というものまで、実に多くのデバイスが知らず知らずのうちにサイバー攻撃の脅威にさらされています。そのため、本来であれば企業と同等のセキュリティ対策を導入したいところですが、ITやセキュリティの専門家がいない一般家庭内において、自力で本格的なセキュリティ体制を構築するのは至難の業です。

「弊社はこれまで、ホームセキュリティサービスを通じて一般家庭のお客さまと直接顔を合わせて、さまざまなお話をうかがってきました。その中で、情報セキュリティに関するお客さまの不安やニーズもさまざまお聞きしていました。そのため、こうした課題を何とか解決できる商品やサービスを提供できないものか、長らく検討を重ねてきました」

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「ALSOK+SECURIE」で一般家庭のデジタル環境をサイバーの脅威から守る

こうして複数のセキュリティ商品・サービスを比較検討した結果、最終的に同社が選んだのが、BBソフトサービスが提供する一般家庭向けセキュリティサービス「SECURIE」でした。これは、セキュリティルーターとWi-Fiルーターの機能を併せ持つ小型機器を家庭内ネットワークにつなぐだけで、PCやスマートフォン、タブレット端末、ネットワークプリンターなどさまざまなデバイスのセキュリティを一元管理できるサービスです。

佐藤氏によれば、SECURIEを選定した主な理由は「インタフェースの分かりやすさ」「導入の容易さ」「アンチウイルスソフトの無制限ライセンス」の3点にあったといいます。

「家庭内のWi-Fiにつながっているすべての機器が漏れなく分かりやすく可視化でき、かつルーターとしてだけでなく、既にインターネットルーターが設置されている環境にセキュリティデバイスとして簡単に導入できる点が魅力的でした。またアンチウイルスソフトを好きなだけインストール・利用できるため、たとえ家庭の外にスマートフォンやタブレット端末を持ち出したとしても、アンチウイルスソフトを導入しておくことでセキュリティレベルを一定に保つことができます」

また、ご家庭のお子様が不用意にインターネットにアクセスしないようご両親がコントロールできる「ペアレンタルコントロール機能」や、ゲストWi-Fi環境を容易に構築できる点も、多くの一般家庭ユーザーのニーズに適うと判断しました。こうした機能がすべてオールインワンで提供される商品・サービスは、当時ではSECURIE以外にはほとんどなかったといいます。

現時点では、ALSOKはBBソフトサービスのパートナーとしてSECURIEを顧客に販売する立場にありますが、将来的には商品の販売だけでなく、SECURIEから上がってくるアラートメッセージをセンターで一括処理し、ユーザー環境のセキュリティ状態の監視を代行するマネージドセキュリティサービスや、万が一インシデントに見舞われた際の駆けつけサポートなどの提供も視野に入れていると佐藤氏は話します。

「将来的には、弊社がこれまで長年培ってきた物理的なセキュリティ対策と、SECURIEが提供するサイバーセキュリティ対策とを融合させ、例えば『家に鍵が掛かっていて誰もいないにもかかわらず、PCに誰かがアクセスしている』といったように、互いの情報の相関分析でより高いレベルのセキュリティ監視が実現できればと考えています。今後は従来の物理的なホームセキュリティだけではなく、サイバーセキュリティに関しても不安やお困りごとがあれば、ぜひ弊社にお気軽に相談いただければ幸いです」

SECURIEによるネットワークセキュリティは、ALSOKが提供する家庭向けセキュリティサービス「HOME ALSOK」を強化する重要なピースのひとつといえるでしょう。